さよならKOC、ありがとうKOC(熊谷)

遅くなりましたが、キングオブコント2016への道・アガリスク内予選会、無事に終わりました。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。

熊谷・津和野チーム、負けました!
悔しいですけどなんだか清々しい気持ちでした。

普段の演劇では、お客様からアンケートや感想などのご意見を頂戴することはあっても、
優劣をつけられることはありません。
なので今回の投票は怖かったです。
だけど、いざ舞台に出てみたら、ウケた。
その事実だけでものすごく安心できました。
終わってみれば一位の淺越・鹿島・沈チームと10票差の二位でしたが、
2本目の「第二ボタン狩り」が後半戦では一位の得票数!
それと、我々のチームが一番好きだった、なんて声もありました。
久々に出番前に吐きそうなくらい緊張しましたが、
終わってから、もうこんな緊張しなくていいんだ!と爽やかな気持ちになりました!
まあ負けたけどね!


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クラッシュ・オブ・コント-Crush of Conte-

本番中にラーメン食べれて楽しかったです。
このハリガネって商品、1分で出来るのはいいんだけどハリガネなもんだから麺がかたくて食べるの大変だったのですよ。
手際よく作るのも大変だったなあ…
あと、1日の稽古で2回しかラーメン練が出来ない(自分が食べる分とつわに食べてもらう分)ので、
ぶっちゃけラーメンを作る・食うのは不安要素でして、本番もドキドキしました。

しかしコントでメタネタって意外ですよね。
わたしも最初ネタ出しで聞いて、ビックリしました。
作中のわたしが理不尽で、練習のときいっつもつわくんがかわいそうだなあって思ってました。
組む相手間違えたね、って思ってました。
本番で、つわもラーメン食べながら出てきたら本物のクラッシャーだったかもね。
そしたらウチのチームが2票だったかもしれない。


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第二ボタン狩り

学園モノがやりたい!ていう流れから突然生まれた「第二ボタン狩り」という言葉が
二人の琴線に触れまくったため、次々とネタが出てきました。
使用したボタンは500個。
予算の半分以上がボタン代で僕らは赤字です。
いいのさ、笑いには代えられないだろう。

ちなみに、わたしが両作で着てたのは熊谷のガチ高校制服でした。
本当はこれにネクタイがあるのが正式なんですが、
なんと卒業式の後に後輩にあげました(笑)
狩るほうじゃなくて狩られるほうだったってことですね。

さてさて、今度は優勝した淺越・鹿島・沈をサポートする側にまわります。
劇場入りしてからもちょいちょいモメててくっそ面白かったです。
そんな3人だから出来たネタなんでしょうね。

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おめでとう。
何度見ても一番上の2と5と7で笑う。


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ナイゲンで文芸助手をやって下さったタカハシヨウさんよりいちごタルト(手作り)をいただく。
カメラを構えたら混ざり込んできた浮かれ淺越。
タルトはめちゃくちゃ美味しかったです。

今回のKOC予選会は、僕たちにとってアガリスクに入ってから初めてのアガリスクでした!
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津和野諒

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甲田守

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熊谷有芳

改めまして、新生アガリスクエンターテイメントをよろしくお願いします!

と、そんな感じでわたしのキングオブコント2016への道・アガリスク内予選会を、
締めくくらせていただこうかと思います。

最後に、
こんなニッチなイベントにご来場くださった皆様、
その中で我々に投票してくださった皆様、
行けないけどまた見れますように!と応援してくださった皆様(無念、ごめんなさい!)
本当に、ありがとうございましたー!


熊谷有芳


沈です。予選会ご来場ありがとうございました

沈です

『キングオブコント2016への道~アガリスク内予選会』終演しました
ご来場いただいたみなさまありがとうございました

アガリスクの俳優7人が3チームに分かれて全部で6本のコントを作ったこの企画、みなさまいかがでしたでしょうか
普段のアガリスクって屁理屈や伏線が張り巡らされ計算されたコメディみたいなイメージがあるかと思うのですよ
でも今回はお馴染みの会話で笑わせるものから下ネタ、キャラクターパロディ、メタ、どシュールなどなど…
ひとつの劇団でこの振り幅ってすごくない?!個人的には劇団として新たな一面どころか二面三面くらい見せられたんじゃないかなあと!リハーサルで他チームのコント見たときは本当にわくわくしました
これはきっと普段の脚本演出家・冨坂が作品作りにはノータッチであり、メンバー全員が自分が面白いと思うことを模索したおかげかもしれません

それぞれのコントが誰かのおもしろいになれたんじゃないかなと思う反面、あれだけ多種多様なコントが揃ったのです、もしかしたら「こんなコント、アガリスクじゃない」って思った作品もあったかもしれません
当たり前すぎて何言ってんだと思われるかもしれませんがあの日上演した6本のコントもそれを作った7人の俳優もみんなが一喜一憂するのを楽しんでいた演出家も全部アガリスクエンターテイメントです
長い年月をかけて過去を築き上げてきた方に感謝と敬意はありますが、この世で最もアガリスクエンターテイメントらしいのは今を作り続けるこの8人なのです、この8人が面白いと信じて作ったものが世界で一番アガリスクエンターテイメントなのです
劇団とはそういうものだと自分は思います

次は8人でコント作りたいです

アガリスク内予選会、無事終了しました!

昨日行われたキングオブコント2016への道・アガリスク内予選会は無事終了しました。
新メンバーを含めたアガリスクエンターテイメント俳優陣が3チームに分かれてコントを披露し、観客投票で劇団代表を決めるという本企画。

・チーム決めで最も多くの指名を受け、最も早くペアが決定した甲田・塩原組
・新メンバーではあるが共演歴も長く、息の合った熊谷・津和野組
・既存のアガリスク率が高いが、小競り合いの絶えない淺越・鹿島・沈組

以上の3チームが二本ずつの新作コントを持ち寄って火花を散らしました!

司会進行の冨坂友が今回の趣旨やチーム決めの様子を動画を使って説明したあと、まずは今回のネタの上演順を決めることになりました。
順番の書かれている伏せたプラカードを一斉に選んだところ、前半戦は
1番手:甲田・塩原組
2番手:淺越・鹿島・沈組
3番手:熊谷・津和野組
の順番で上演することに決定。

前半戦1組目:甲田・塩原組『野球』
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前半戦2組目:淺越・鹿島・沈組『クレアVSステラ』
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前半戦3組目:熊谷・津和野組『COC(クラッシュオブコント)』
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前半戦が終わっての観客投票の結果は
1番手:甲田・塩原組…2票
2番手:淺越・鹿島・沈組…32票
3番手:熊谷・津和野組…14票
ということで3人組チームが大幅リード。

後半戦は獲得票数が少ない順での上演となりました。

後半戦1組目:甲田・塩原組『War is Over』
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後半戦2組目:熊谷・津和野組『第二ボタン』
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後半戦3組目:淺越・鹿島・沈組『九州』
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前半戦が終わっての観客投票の結果は
1番手:甲田・塩原組…5票 合計7票
2番手:熊谷・津和野組…26票 合計40票
3番手:淺越・鹿島・沈組…18票 合計50票
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ということで、今回の劇団内予選では淺越・鹿島・沈組が優勝し、「アガリスクエンターテイメント」というチーム名で、今夏に開催される(であろう)キングオブコント2016にエントリーすることとなりました。
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チーム決めの際は他からの指名がなく残った三人組で構成された本チームですが、女性二人・男性一人という珍しい構成の三人組であることを生かしたコントが評価された模様です。

アガリスク内予選会は終了しましたが、本企画は夏のキングオブコント2016で敗退するまで続きます。これからの対策や特訓、会場での模様など、お笑い芸人中心のキングオブコントの中でこのチームがどれだけの成績を残すことが出来るのか、引き続き応援頂ければ幸いです。

はじめに

●キングオブコントに出なきゃ
屁理屈シチュエーションコメディ劇団・アガリスクエンターテイメントは「コントが人を笑わせる演劇の一形態であるなら、キングオブコントがコントで競う大会なら、コメディ劇団だって挑戦しなければいかんだろう!」という使命感のもと、キングオブコント2016に出場します。

●3チームに分かれます
キングオブコントはだいたいコンビかトリオで出場するのがスタンダードなので(そしてネタの時間が短いというのもあるので)、新メンバーも含めたアガリスクエンターテイメント所属俳優がコンビ2組とトリオ1組の3チームに分かれ、キングオブコント2016に出場します。

●アガリスク代表を決めます。
で、その際に各チームがユニット名をつけてみんな出場すると記念受験みたいになってしまうのではないか、ということで、劇団内で予選を行い、一番面白いチームが「アガリスクエンターテイメント」という名前でキングオブコント2016に出場します。

●2/24(水)にアガリスク内予選会を行います。
そのアガリスクエンターテイメント代表を決める「アガリスク内予選会」を行います。3チームに別れたアガリスクメンバーが2分~4分のネタを2本ずつ上演し、観客投票で優勝したチームが代表になります。
2/24(水)19:30から、新宿シアター・ミラクルにて開催。
詳細は こちら から

キングオブコント2016への道・アガリスク内予選会終了。(甲田)

昨日、『キングオブコント2016への道・アガリスク内予選会』が終わりました。結果は淺越・鹿島・沈 組が優勝、熊谷・津和野 組が2位、甲田・塩原 組が最下位でした。結成当初から「ギスギスしている」という声があちこちから聞こえてきた優勝チームではありましたがやはりそれが勝因の一つだったと思います。ギスギスしているであろう(あくまであろうですが)二人を上手く繋ぎ合わせた淺越岳人が何とも素晴らしい。そして今更わかりきったことでもあるかもしれませんが、淺越岳人はアガリスクエンターテイメントのブレーンであるということをお客様や出演者に明確に見せつける勝負となりました。淺越岳人だけではなく鹿島、沈の二人も良かった。淺越岳人に対してボカスカと忌憚なく意見を言い続ける二人、これは一朝一夕で出来上がる関係性では決してなく今まで苦楽を共にしてきたであろう三人だからできることであり培ってきた経験は決して馬鹿にはできない。ワンマンではなく二人の意見をしっかりと聞き入れる(と言うよりはけちょんけちょんにやられているようにも見えなくはないが)淺越岳人の姿勢がこれまたカッコよくてなかなかできないことである。不安要素に見えた「ギスギス」は勝因以外の何物でもない。甲田はこの「ギスギス」に憧れる一人です。怒られることを過剰に恐れる甲田はこの「ギスギス」からは程遠く忌憚の無い意見を発することなど到底できません。(忌憚の無い意見どころか意見そのものを持ち合わせてないことも多々あるかもしれませんが…。『お前はナイゲンの議長かー!』『そうです。議長「役」ですけど何か?』)「ギスギス」を求めたい甲田でありますが、甲田はギスギスといったようなわだかまりを無性に解消したいたちであるからして自らがその渦中に立つことはやはり難しいことなのかもしれません。しかし、甲田は甲田のやり方で人との「おもしろい」関係性を築けたらなと思うのです。話は少し逸れるのですがギスギスに憧れる甲田は時にこんなことも思ったりします。ギスギスな間柄は気になる人にしかできないのではないかと。どんな人が好きですかと問われた時、甲田はよく「一番ムカつく人」と答えることがあります。気になるからこそムカつく、好きだからこそムカつくのではないでしょうか?正直に言いましょう。恋愛の経験に乏しい非常にあさーーい甲田持論です。ギスギス羨望甲田は一番ムカつく人とハチャメチャなケンカをし続ける、これが一つの夢ですね。しかし今日はいい夢の話ができたなぁ〜うんうん。違う違う、そんな話をしていたのではない。コントの話に戻りましょう。淺越・鹿島・沈 組は古参メンバーの貫禄を見せつけた。続きましては、熊谷・津和野 組。この二人はアガリスクエンターテイメントの新メンバーにもかかわらず非常に息のあったチームでした。と言うのも二人はアガリスク加入前から他の現場で共演した回数も多く、お酒を頻繁に酌み交わす間柄でもあり、気心が既に知れているのです。前述した「ギスギス」とはこれまた違った関係性を見せている。人と人との関係性は「ギスギス」だけを良しとみなすのではないぞ甲田、もっと勉強しなさい!上記2チームはそれぞれ異なるにせよ関係性の安定が見える。比して最下位チームはどうか。アガリスク古参メンバーである塩原さん、そして新メンバーである甲田。古参➕新なので他チームと違い安定性が無い?いやいやそんなことは決して無い。なぜなら塩原さんと甲田の関係性は年数にして何年ですか!もうそろそろ10年の大台に上るではないですか!人と人との関係性は年数が経つからといって密になると考えるのは甘いですぞ甲田くん、ケッケッケッ…。誰だお前は!俺の文章を汚すではない、エイッ!改行してやるー!
決して「アガリスクらしい」とは言われないであろう僕たちのコントはお客様の投票により無残にも最下位に終わった。作・演出は塩原さんではありますが古参メンバーの印象を悪くしたであろう責任はやはり新メンバーの甲田に背負わせるより他はない。うなぎ登りのアガリスクの評価を逆方向へと導きかねない危険因子である甲田、彼は早晩お客様により鉄槌を下される日が来るのかもしれない。(いや、昨日もうされたか。)もしくはナイゲンの稽古で行ったエチュードのように近き周りの者により排除されるのかもしれない。いずれにしても甲田の人との戦いは続きます。
最後は稽古場にて塩原さんに対してポロっと口にした言葉から少し付け足して終わりましょう。
「僕、クソなんですよ。いや、クズなんですよ。」
独りだけど複数形、アガリスクズ甲田。