こんにちは塩原です。
最近はホテル・ミラクル3の稽古の毎日ですっかり遅くなってしまいましたが「キングオブコント2016への道アガリスク内予選会」にご来場頂き誠にありがとうございます。
結果は皆さん知っての通りチーム淺越・鹿島・沈が優勝し、今年開催されるであろうキングオブコント2016へ出場します。本番はここからです。目指せキングオブコント2016王者!というわけで我々のバックアップももちろんですが、是非皆さんも当日会場に足をお運び頂ければなと思います。
我々チームのネタ作りは基本的に甲田(以下ネコソギ)と2人で話し合いながら作りました。
自分がやってみたい設定やワンアイディアを持ってきて、それをネコソギくんに面白いかどうか判断してもらい、まず6〜7個のネタを作る。
そこからさらに具体的なセリフや動き、構成やオチなんかを加えていって実際に台本に。
今回この台本にまで至ったネタは4本、さらにその中から2本に絞って本番に掛けました。
結果はトップから43票差の大惨敗でしたが、それでも入れてくれた7票、ありがとうございます。
今は劇団が大きくなって観てくれる方が多くなったけど、自分が演劇を始めた頃はたった7人でも観てくれたら嬉しかった。いや、実はその価値は今も変わらなくて、やっぱり同じようにその7票は貴重で大事な7票なんだなと、そんなことを思い出させてくれた。そんなイベントでした。終演後に「俺は面白かったよ」と声を掛けて頂いた時に、危うく忘れかけそうになっていた大事なことに気付きました。
それともう一つ、ずっと確かめたかったことがあって、それを今回のネタで試してみたかった、というのもありました。
ネタ作りをする時(と言うかものづくりをする時)と言うのは本来、思想が乗っていなければな、という想いがずっとあって、今回のネタにはネコソギくんには内緒でそこら辺の思想みたいなものを乗せさせてもらった。これはアガリスク作品の時には今まで乗せることが出来なかった完全に「塩原の思想」です。それは「作品のテーマ」や「作品で伝えたいこと」とは全く別の思考を辿ったものだけれど。なのでそこら辺はとても収穫があったかなぁと思っていたりする。今後のアレコレにね。
なんだか抽象的な話が続いてしまったのでラストは衣装。
100均で買った画用紙で型を作って、それを定規代わりにフェルトに線を引き、チョキチョキ。
6個のパーツを作ります。
これを縫い合わせて
裏返す。
そして後から頭を入れる穴を開ける。
こうして作りました。
本当は何かしらいい方法があるかもですが、完全に自己流で作ったのでこんな感じです。ミシンとか触ったの小学校以来かも。
落ち着いたら、余ったフェルトで何か作ってみようかなと考え中です。